職員研修『0歳からの性教育』
昨日は、ひがしの大空保育園で
『0歳からの性教育』をテーマで合同研修会が行われました。30名程の職員さんが参加し、わかりやすい事例もあげてくださり理解しやすい内容の研修になっていました。
今の子ども達は、ネット情報や雑誌・周りの情報からの性についての情報が多い。
子どもに質問されたら答えきれず誤魔化したり、曖昧に伝えてしまうと、子ども達は敏感だからウソをついたり、答えないでいると『信頼を失ってしまったり、何かあっても相談されなくなる…』かもしれない…。
これからは、子どもにあいまいな性教育を伝えるのではなく、『私は私』・『あなたはあなた』と境界線を教えたりする事が大事になってくる。
(プライバシーを守る、NOと言える)
完璧な答えは入りません。
︎まず、受け止める。
︎子どもに聞く。
︎自分の価値を押し付けない。
︎一緒に考える。
子ども達は、ただ知りたいだけ。
自分の体の仕組みについて教えてあげたりする事が必要。
まずは、0歳児からの性教育は…毎日オムツを変える時に、無表情で声かけをするのではなく、優しいタッチングをしながら『今からオムツ変えようね〜』オムツが汚れていたら、『気持ち悪かったね〜今から綺麗にして気持ちよくなるからね』『かぶれて痛かったね…もう大丈夫だからね』など相手の気持ちを汲んで声かけをする、共感してあげる。
1歳児などには、同じ声かけですが、言葉も少しずつ理解も出来てきているので『見えたら恥ずかしいよ』『大事な所は隠しておこうね』と教えてあげたりもできます。
2歳児後半、3歳頃からは、プライベートゾーン(くち、むね、パンツの中(性器・おしり)を教えてあげる。
家でのシャワーなとでお風呂での体の洗い方、性器の洗い方を教えてあげる。
・上から順番に、性器は最後。
・おちんちんの洗い方
・おまたの洗い方
・お尻の洗い方
『泡で優しく洗ってね。ゴシゴシ洗うと痛いからね〜』と普段からやり方を教えてあげる。
小さいうちから身につけ、自分の体を大事にする事にも繋がっていく。
現場で助産師をしている講師の先生もとても丁寧に、現代の性教育の現状を教えてくれていました。
子ども達が聞いてきた質問に対して、はっきりと答えきれなかったり、どうやって伝えていったらいいか戸惑ってしまう事で、子ども達は間違った知識・知らないままに、思春期になり、自分の体の扱いをわからず、性犯罪やトラブルに巻き込まれたりする事がある。現状を再認識しました…。
講師の先生は、只今 妊婦さんで助産師さんの家庭での性教育の実体験の話も教えてくれてました
モン・ベベの職員も意見交換しながら、小規模でできる取り組み方、支援の仕方を話し合い、また自分の家庭でも取り組んでいく大事な学びの時間となりました。
これから、未来ある子ども達を大事にしながら
0歳から出来る性教育、私達が普段の保育で行ってきてる事でしたが、より一層考えながら取り組んでいきたいと思いました。
性教育に関して…おすすめの本です。
おすすめのサイト
︎セイシル
︎命育(めいいく-家庭でできる性教育サイト)
※興味ある方は検索されてみてくださいね。
昨日は、学びの多い研修でしたので色々とブログに載せてさせてもらいました。これから未来を担う子ども達を…みんなで共通理解して、育てていきましょう。これからの保育にも活かしていきたいと思います。
土曜保育のご協力・午後の家庭保育の協力をしてくださった皆様・感謝します。
ありがとうございました。